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ピアノと香りで楽しむ音楽朗読劇《小野小町、ショパンを聞く》

更新日:2025年8月21日

2025年5月24日(土)、京都のピアノサロアトリヱ・松田にて、新作の音楽朗読劇を上演いたしました。香老舗 松栄堂にご協力いただき、香りの演出とともに、音楽・朗読をお楽しみいただきました。ピアノ・朗読・香(こう)の融合により、香文化の息づく京都ならではの公演となりました。

ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。

ショパンの音色がつなぐ時空、香りが呼び覚ます小野小町の恋

[公演タイトル]

ピアノと香りで楽しむ音楽朗読劇《小野小町、ショパンを聞く》


[日時]

2025年5月24日(土) 開演15:00 (開場14:30)


[会場]

アトリヱ・松田(京都市の事業「京都市民が選ぶ 京都を彩る建物や庭園」に選出)

〒606-8081 京都市左京区修学院大林町16


舞台奥に送風機「薫る風」を設置。香老舗松栄堂 様の香「むらさき」が薫ります
舞台奥に送風機「薫る風」を設置。香老舗松栄堂 様の香「むらさき」が薫ります

[出演]

ピアノ:片山柊

朗読 小野小町役:まつむら眞弓(東映京都俳優部)

朗読 旅するピアニスト役:堀田貴裕(東映京都俳優部・東映剣会)


[制作]

音楽:片山柊

脚本:ふるたみゆき

表紙イラスト:中山尚子


[あらすじ]

春爛漫。旅するピアニスト鍵一は、幻の名曲をもとめて京都の音羽山へ。

ゆかしい香りにみちびかれ、音楽堂に辿りつくと、現れたのは平安時代の歌人・小野小町の霊……?


会場は1936年に建てられたアトリヱ・松田。彫刻家・松田尚之氏の作品が並ぶ、美術館のようなピアノサロンです
会場は1936年に建てられたアトリヱ・松田。彫刻家・松田尚之氏の作品が並ぶ、美術館のようなピアノサロンです

[脚本担当・企画者のふるたみゆきより、作品のご紹介]

『ピアノと香りで楽しむ音楽朗読劇』のシリーズ第2弾です。

音楽・文学・香りという異なる要素を融合させ、新たな芸術表現の創出をめざしました。

京都ならではの香(こう)の演出は、第1弾の《時を超えて出会う ドビュッシーと藤原定家》からさらに進化。物語と深く結びつきながら、一期一会の鑑賞体験をお届けしました。

以下、見どころのご紹介です。


♪香りでひらく新しい鑑賞体験

香老舗 松栄堂様に香りの演出をしていただきました。古来より香(こう)は、場を清め、心を整えるために用いられてきました。舞台空間に漂う香りは、鑑賞者の感覚を呼び覚まし、物語世界へと誘います。5月の公演に用いたのは、初夏にふさわしい清涼感と王朝文化の雅を兼ねそなえた香「むらさき」。香りを通じて、平安時代に生きた歌人・小野小町の存在が匂やかに浮かび上がりました。


♪ピアノと朗読のちから

劇中のピアノは、朗読と対等に語らい、時代や文化の橋渡し役を担います。

まつむら眞弓氏(東映京都俳優部)の美しく格調高い声との呼応、堀田貴裕氏(東映京都俳優部・東映剣会)の活き活きとした演技との掛け合いなど、とても聴き応えがあります。

気鋭の作曲家・片山柊氏による新作ピアノ曲や即興演奏を通じ、小野小町の和歌が音楽的に再解釈されるのも面白いところです。


♪幻の楽譜「夢の浮橋」をめぐるストーリー

本作は、旅するピアニスト・鍵一(けんいち)を主人公としたストーリーの一篇です。

彼は幻の名曲「夢の浮橋」の楽譜を探して、世界中を旅しています。

楽譜はあらゆる時代、あらゆる国に散逸し、今では断片しか残されていません。

いつか楽譜をすべて集めて継ぎ合わせ、復活上演をなしとげられる日が来るのでしょうか――。

幻の名曲をめぐるドラマにご注目ください。


[楽曲構成]

【第1幕】

♪片山柊「序曲」

♪片山柊「花の都」

♪F.ショパン「華麗なる大円舞曲 Op.18」

【第2幕】

♪片山柊「朧月夜の小野小町」

♪片山柊「遥か彼方の思い出」

♪片山柊「海を越えて香る新作ピアノ独奏曲」

♪片山柊「長き夜の 遠のねむりの みな目覚め 波乗り船の 音の良きかな」

【第3幕】

♪片山柊「夜明けに咲く音」

♪片山柊「琵琶による〈夢の浮橋〉」

♪F.ショパン「ワルツ第9番『告別』 Op.69-1」


[主催・協力]

主催:「夢の浮橋」制作企画

協力:東映京都俳優部/東映剣会、香老舗 松栄堂

後援:ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)


左から ふるたみゆき (脚本) 、片山柊 (作曲 ピアノ) 、まつむら眞弓(朗読 小野小町役) 、江島千智 (次回作で天女役) 、堀田貴裕 (朗読 ピアニスト役)
左から ふるたみゆき (脚本) 、片山柊 (作曲 ピアノ) 、まつむら眞弓(朗読 小野小町役) 、江島千智 (次回作で天女役) 、堀田貴裕 (朗読 ピアニスト役)

ありがとうございました。今後も京都で音楽朗読劇のシリーズを展開して参ります。

どうぞよろしくお願いいたします。


表紙イラストは画家・中山尚子先生が描き下ろしてくださいました
表紙イラストは画家・中山尚子先生が描き下ろしてくださいました


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